
朝食は、先日紹介したシリアル、昼食は辛くないカレーの残りで手早く済ませましたが、夕方ごろになって、姫が食べたいものをねだるときの秘密の仕草をするので、何だろうと思ったら、「タラバガニが食べたい」と言うのである。
実は、近所に鮮魚魚正という魚屋さんがあって、知る人は知る評判のお店です。遠くからわざわざ買いに来る人もいるそうな。お客様の中に、この魚屋さんのファンがいらして、ここのタラバガニが美味しいと聞きつけていたのである。
食い意地が張っているTomiko姫は、おいしいという評判を聞くとすぐに食べたがるのである。写真のボリュームで2,000円は、リーズナブルか。外食で食べたらさぞ高くつくだろう。
よく話題になるのが、カニとコレステロールの関係。カニはコレステロールを多く含むので、コレステロールが高い人は食べてはいけないと思っている方が多いようである。確かに昔は、そういわれていたけれど、最近では、コレステロールを下げる働きのあるタウリンも多く含み、実際にカニを多く食べる漁民のコレステロール値の平均は、都市で生活する人の平均より低いという調査結果がでているようである。無理に我慢している人がいらしたら、考え直してはいかがでしょう。自己責任ですけど。
さて、タラバガニの栄養学的ウンチク。ローカロリーでたんぱく質と亜鉛を多く含むという特徴があります。茹でたタラバガニ100gにたんぱく質は17.5g、亜鉛は、4.2mg含まれます。例えば、牛モモ肉100g(脂身付き)には、18.9gのたんぱく質と、4.0mgの亜鉛を含みますが、ただし、カロリーは、それぞれ、80Kcalと、246Kcal、約3倍の違いがあるのです。
私は常々、特にダイエッターが、食品成分表を見るときに、とりたい栄養素の量をその食品が含むカロリー数で割って、自分の所要摂取カロリーをかけて、その栄養素の推奨摂取量で割ってみる事を提唱しています。その数値の意味することは、その食品だけで一日分のカロリーを満たしたときに摂取できるその栄養素の量が推奨摂取量のどれくらいにあたるかということです。この計算では、一日2000Kcalで亜鉛7mgに対しては、タラバガニは、なんと15倍という数値になります。
現代人には亜鉛不足が増えています。私が考えるその原因のひとつは、米の場合には、この計算方式で考えるとたとえ白米でもさほど大きな不足は起こりそうもありません。ところが、小麦の場合には、米以上に栄養素が胚芽に集中している傾向があり、精製した小麦の比率が増えると亜鉛も鉄も不足する可能性が高くなります。
アメリカ人の場合には、大量の肉を食べる事で鉄や亜鉛を補っている代わりに、カロリー過剰と心臓病などのリスクを増やしています。
食事に白いパンや麺類など精製した小麦の比率が高くなった分、魚介類では、牡蠣やカニ、ハマグリ、植物性では、かぼちゃの種、アマランサス、アワ、オートミールなどの優秀な摂取元をうまく取り入れることが大切です。
要するに姫が食べたがったから食べただけなのに、その正当性を理屈付けてしまったKiyoちゃんでした・・・
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